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令和元年度・適性科目 II-14

ISO26000 社会的責任の原則

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解説

ポイント

ISO26000(JIS Z 26000)が示す「社会的責任の7つの原則」に合わないものを選ぶ問題です。

考え方と解き方

7つの原則は,説明責任・透明性・倫理的な行動・ステークホルダーの利害の尊重・法の支配の尊重・国際行動規範の尊重・人権の尊重です。

この7つにない言葉が入った記述を探します。

①:説明責任の原則で,適切です。

②:透明性の原則で,適切です。

③:倫理的な行動の原則で,適切です。

④:前半の「法の支配の尊重」は原則にありますが,「自国政府の意向」は原則にありません。原則にあるのは「国際行動規範の尊重」で,国内の法律や政府の考えが国際的なルールに合わない時でも,国際行動規範を尊重するよう求めています。不適切です。

⑤:人権の尊重の原則で,人権が大切であること(重要性)と,どこでもだれにでも当てはまること(普遍性)を認めるよう求めています。適切です。答えは ④ 自国政府の意向も尊重する

覚えておくこと

  • ISO26000の7原則:説明責任・透明性・倫理的な行動・ステークホルダーの利害の尊重・法の支配の尊重・国際行動規範の尊重・人権の尊重
  • 「政府の意向」は原則に入っていない。国内のきまりと国際行動規範が合わない時は,国際行動規範を尊重する
  • ISO26000は2010年発行,JIS Z 26000は2012年制定

出典:令和元年度 技術士第一次試験 適性科目 II-14(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク