合金の質量分率から物質量分率へ
解説
ポイント
質量の割合(質量分率)を,原子の個数の割合(物質量分率)に直す計算問題です。
考え方と解き方
合金 100 g を考えると,質量分率の数字がそのまま g になります。
物質量=質量÷原子量 で mol に直し,合計で割ります。
- アルミニウム:95.5÷27.0=3.537 mol
銅:4.50÷63.5=0.0709 mol
合計:3.537+0.0709=3.608 mol
- アルミニウムの物質量分率:3.537÷3.608×100=98.0 %
- 銅の物質量分率:0.0709÷3.608×100=1.96 %(100-98.0 とも合う)。答えは ④ 98.0,1.96
ほかの選択肢
①(95.0,4.96):質量分率に近いままの値です。原子量で割る換算を忘れると選びやすい組です。
覚えておくこと
- 質量分率→物質量分率は,100 g として「質量÷原子量」で mol を出し,合計で割る
- 原子量が大きい元素ほど,mol の割合は質量の割合より小さくなる
出典:令和元年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-4-3(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:化学・材料