身近な物質の製法と用途
解説
ポイント
身近な物質の製法,性質,用途について正しい記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
製法と物質の対応,電池の極,同素体の性質など,よく出る組合せを1つずつ確かめます。
①:ハーバー・ボッシュ法はアンモニアの製法です。炭酸ナトリウムはアンモニアソーダ法で作ります。
②:黄リンは猛毒です。空気中で自然に燃えるので水の中に保管するのは正しいです。
③:酸化チタン(Ⅳ)は光が当たると汚れや菌を分解する光触媒で,外壁やタイルに使われます。正しいです。
④:グラファイト(黒鉛)はやわらかく,電気をよく通します。硬くて電気を通さないのはダイヤモンドです。
⑤:鉛は鉛蓄電池の負極です。正極は酸化鉛(Ⅳ)PbO2 です。答えは ③
ほかの選択肢
②(黄リン):正しい文に「毒性が少ない」をまぜたひっかけです。後半だけ見て選ばないようにします。
⑤(鉛):正極と負極を入れかえたひっかけです。
覚えておくこと
- ハーバー・ボッシュ法=アンモニア,アンモニアソーダ法(ソルベー法)=炭酸ナトリウム
- 鉛蓄電池は負極 Pb,正極 PbO2
- 炭素の同素体:ダイヤモンドは硬く電気を通さない,グラファイトはやわらかく電気を通す
- 酸化チタン(Ⅳ)=光触媒(抗菌,防汚)
出典:令和元年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-4-4(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:化学・材料