令和元年度 基礎科目の一覧へ

令和元年度・基礎科目 I-3-5

棒に蓄えられるひずみエネルギー

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

引っぱられた棒にたまるひずみエネルギーを式で表す問題です。

考え方と解き方

力を 0 から P までゆっくり増やすと,力と伸びは比例します。

たまるエネルギーは,力と伸びのグラフの三角形の面積で,(1/2)×力×伸び です。

応力 σ=P/A
  • ひずみ ε=σ/E=P/(EA)
伸び λ=ε×l=Pl/(EA)
U=(1/2)×P×λ=(1/2)×P×Pl/(EA)=P2l/(2EA)
  • 別の求め方:単位体積あたり σ2/(2E) に体積 Al を掛けても同じ式になります。答えは ④

ほかの選択肢

⑤(P2/(2EA2)):単位体積あたりのエネルギー σ2/(2E) で,体積 Al を掛け忘れた形です。

①(Pl):力×伸びではなく力×長さで,E も A も入っていません。

覚えておくこと

  • 棒の伸び λ=Pl/(EA)
  • ひずみエネルギー U=(1/2)×P×λ=P2l/(2EA)
  • 単位体積あたりのひずみエネルギーは σ2/(2E)=(1/2)σε

出典:令和元年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-3-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:力学