確率分布・相関・検定の用語 想定問題 1
次の現象とそれを表すのに用いる確率分布の組についての記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
身近な現象に当てはめる確率分布のうち,不適切なものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
何を数えたり測ったりしているかで,分布が決まります。「回数」「間隔」「連続量」で見分けます。
①:まれな設備トラブルの「件数」なので,ポアソン分布。適切
②:10回くり返した正解の「回数」なので,二項分布(n = 10)。適切
③:測定誤差は,正規分布で近似する代表例。適切
④:どの値も同じ確率なので,一様分布。適切
⑤:故障するまでの「時間」は連続量。故障率が一定なら指数分布で,二項分布ではない。答えは ⑤
覚えておくこと
- 二項分布:決まった n 回のくり返しで,成功が何回出るか(コインの表の回数,あてずっぽうの正解数)(テキスト・覚えること)
- 指数分布:まれな出来事が,次に起こるまでの間隔。故障率が一定の部品が,故障するまでの時間もこれ(テキスト・覚えること)
- 故障するまでの時間は二項分布ではなく指数分布(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和4年度 基礎科目 I-1-2
テキスト「確率分布・相関・検定の用語」を読む