ISO26000社会的責任 想定問題 3
ISO 26000(JIS Z 26000)の性格や,そこに示された中核主題に関する次の(ア)~(オ)の記述について,正しいものは○,誤っているものは×として,最も適切な組合せはどれか。
(ア)ISO 26000は,第三者機関による認証を受けるための要求事項を定めたマネジメントシステム規格である。
(イ)7つの中核主題のうち「組織統治」は,組織が自らの影響に責任をもち,社会的責任を組織全体に組み込むことを可能にする,最も重要な要素と位置づけられている。
(ウ)7つの中核主題は,組織統治,人権,労働慣行,環境,公正な事業慣行,消費者課題,コミュニティへの参画及びコミュニティの発展である。
(エ)ISO 26000は,企業に限らず,規模や所在地にかかわらず,あらゆる種類の組織が使えるように作られている。
(オ)中核主題のすべてがすべての組織に関係するわけではないので,組織は,自らに最も関係の深い中核主題を1つ選び,それだけに取り組めばよい。
アイウエオ
解説
ポイント
ISO 26000の性格と,7つの中核主題について,記述の正誤を問う問題です。
考え方と解き方
規格の骨組みは,原則(どうふるまうか)と中核主題(何に取り組むか)の2本立てです。
ア:誤り。ISO 26000は認証のための規格ではなく,手引き(ガイダンス)です。マネジメントシステム規格でもありません。
イ:正しい。組織統治は,社会的責任を組織全体に組み込むための最も決定的な要素とされています。
ウ:正しい。組織統治,人権,労働慣行,環境,公正な事業慣行,消費者課題,コミュニティへの参画及びコミュニティの発展の7つです。
エ:正しい。企業に限らず,規模や所在地にかかわらず,あらゆる種類の組織が使えるように作られています。
オ:誤り。すべての中核主題があらゆる組織に関係します。全部を確かめたうえで関係する課題を見きわめます。1つだけ選ぶのではありません。答えは ア ×,イ ○,ウ ○,エ ○,オ ×
覚えておくこと
- 企業だけでなく,規模や所在地にかかわらず,あらゆる種類の組織が対象(テキスト・覚えること)
- 認証のための規格ではなく,手引き(ガイダンス)。マネジメントシステム規格でもなく,認証や規制,契約のために使うことは意図されていない(テキスト・覚えること)
- 7つの中核主題:組織統治,人権,労働慣行,環境,公正な事業慣行,消費者課題,コミュニティへの参画及びコミュニティの発展(テキスト・覚えること)
- すべての中核主題はあらゆる組織に関係する。ただし,主題の中の個々の課題は,組織によって関係するものとしないものがある(テキスト・覚えること)
類似する過去問:平成23年度 適性科目 II-11、平成25年度 適性科目 II-6
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