IPアドレスの数と表記 想定問題 1
ネットワークにつながる機器には,IPアドレスのほかに,ネットワークの接続口(インタフェース)ごとの識別番号であるMACアドレスが割り当てられている。MACアドレスは48ビットで,8ビットごとに区切った6つのフィールドを,それぞれ2桁の16進数で表記する。一方,IPv4アドレスは32ビットで,8ビットずつ4つに分けた値を10進数で書き,ピリオドでつないで表す。MACアドレスで表せる番号の数は,IPv4アドレスで表せるアドレスの数の何倍か。最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
ビット数から表せる数を求め,MACアドレスが IPv4 アドレスの何倍かを出す問題です。
考え方と解き方
n ビットで 2n 通りです。何倍かは割り算で,指数は引き算になります。16進数か10進数かといった表記は,数に関係しません。
- MACアドレス:48ビットなので 248 個
- IPv4アドレス:32ビットなので 232 個
- 248 ÷ 232 = 248−32 = 216。答えは ③ 216倍(約6.6万倍)
ほかの選択肢
①(1.5倍):ビット数の比 48 ÷ 32 をそのまま答えにした値です。ビットが1つ増えるごとに数は2倍になります。
②(28倍):1つのフィールドのビット数(8)と取り違えた値です。
④(232倍):IPv4 アドレスの数そのものです。
⑤(248倍):MACアドレスの数そのもので,IPv4 の数で割っていません。
覚えておくこと
- MACアドレスは 48 ビット:8 ビットごとに6つに分け,それぞれを2桁の16進数で書く(テキスト・覚えること)
- n ビットで表せる組合せは 2n 通り。ビットが1つ増えるごとに2倍になる(テキスト・覚えること)
- 指数の割り算は肩の数を引く:2a ÷ 2b = 2a−b(テキスト・覚えること)
- 1区切りのビット数(8や16)や,一方のアドレス数そのものを答えにした選択肢がまぎれる(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和4年度 基礎科目 I-2-6、平成28年度 基礎科目 I-2-6
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