内積・外積と垂線 想定問題 1
3次元直交座標系 (x, y, z) において,平面α:x-2y+2z=0 と,その外にある点P(3, 7, 1) を考える。点Pから平面αに垂線を下ろしたとき,垂線と平面αが交わる点H(垂線の足)の座標として,最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
点から平面に下ろした垂線の足の座標を求める問題です。
考え方と解き方
垂線の足は,点を通って法線ベクトルの向きに進む直線と,平面との交点です。
- 法線ベクトルは (1, −2, 2)。点Pを通りこの向きの直線は (3 + t, 7 − 2t, 1 + 2t)
- 平面の式に入れる:(3 + t) − 2(7 − 2t) + 2(1 + 2t) = 0
- かっこを外すと 3 + t − 14 + 4t + 2 + 4t = −9 + 9t = 0 なので t = 1
- x = 4,y = 5,z = 3。確かめ:4 − 10 + 6 = 0 で平面の上にある。答えは ③ (4, 5, 3)
ほかの選択肢
①・②・④:どれも平面の上にある点です。でも出発点Pからの向きが法線 (1, −2, 2) と平行ではなく,垂線の足ではありません。
⑤((2, 9, −1)):t の符号を取り違えた点です。法線の向きにはありますが,平面の上にありません。
覚えておくこと
- 平面 ax + by + cz = d に垂直な向き(法線ベクトル)は (a, b, c)(テキスト・覚えること)
- 平面の上にある点でも,出発点からの向きが法線と平行でなければ,垂線の足ではない(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和元年度(再試験) 基礎科目 I-3-2、平成29年度 基礎科目 I-3-2
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