環境保全の対策技術 想定問題 3
大気や水,土壌の汚染をふせぐための処理技術に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
排煙の脱硫・脱硝,集じん,汚泥処理,地下水の浄化のしくみについて,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
嫌気性は酸素がない状態,好気性は酸素がある状態です。
①:石灰石で硫黄酸化物を吸収し,石こうとして回収するので正しい
②:アンモニアと触媒で窒素酸化物を窒素と水に変えるので正しい
③:「空気を十分に送りこむ」のは好気性の説明なので誤り。嫌気性消化は酸素のない状態で行い,出るガスはメタンが主で燃料に使える
④:電気集じん装置のしくみとして正しい
⑤:汚染された地下水をくみ上げて地上で処理する方法なので正しい。答えは ③ 嫌気性消化の記述
覚えておくこと
- 嫌気性消化:酸素のない状態で微生物が汚泥を分解する。メタンを主な成分とする消化ガスが出て,燃料や発電に使える。好気性は酸素がある状態(テキスト・覚えること)
- 嫌気性消化を「空気を送りこむ」方法としない。出るガスはメタンで,燃料に使える(テキスト・ひっかけ)
- 排煙脱硫の石灰石-石こう法:硫黄酸化物を石灰石のスラリーに吸収させ,石こうとして回収する(テキスト・覚えること)
- 排煙脱硝の選択接触還元法:排ガスにアンモニア(還元剤)を加え,触媒の上で窒素酸化物を窒素と水に変える(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和3年度 基礎科目 I-5-2、平成25年度 基礎科目 I-5-4
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