製図法(投影法) 想定問題 2
製作図に関する次の(ア)~(オ)の記述について,それぞれの正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。
(ア)第三角法で描いた図面では,上から見た図は正面図の上側に,右から見た図は正面図の右側に並ぶ。
(イ)同じ図の並びでも,投影法がちがうと別の形を表すことがあるので,どの投影法を用いたかを図面に記号などで示す。
(ウ)寸法は,作業現場で計算して求められるのであれば,基準となる寸法だけを記入すればよい。
(エ)部品に高い精度や互換性が求められるほど,まっすぐさや平らさなど形のずれの許容範囲を示す幾何公差の指示が大切になる。
(オ)尺度「1:2」で描いた図は,実物の2倍の大きさで描かれている。
アイウエオ
解説
ポイント
投影法の置き方,寸法記入,幾何公差,尺度について,5つの記述の正誤を問う問題です。
考え方と解き方
図面の基本の決まりを,記述ごとに確かめます。
尺度は「図の長さ:実物の長さ」の順です。
ア:正しい。第三角法は見た側と同じ側に置くので,平面図は正面図の上,右側面図は正面図の右です。
イ:正しい。同じ並びでも投影法がちがうと別の形になるので,使った投影法を図面に示します。
ウ:誤り。寸法は,現場で計算させないように記入するのが基本です。「計算できれば基準の寸法だけでよい」は逆です。
エ:正しい。精度や互換性が求められるほど,形のずれの許容範囲を示す幾何公差が大切になります。
オ:誤り。1:2 は図が実物の半分の縮尺です。実物の2倍に描くのは 2:1 です。答えは ア 正,イ 正,ウ 誤,エ 正,オ 誤
覚えておくこと
- 幾何公差:まっすぐさ・平らさ・直角さなど,形のずれの許容範囲。精度や互換性(取りかえても合うこと)が求められるほど大切(テキスト・覚えること)
- 寸法は,現場で計算しなくても読めるように記入する(テキスト・覚えること)
- 尺度 A:B は「図の長さ:実物の長さ」。1:1 は現尺,1:2 は半分の縮尺,2:1 は2倍の倍尺(テキスト・覚えること)
- 尺度 1:2 を2倍にしない(半分)。2倍は 2:1(テキスト・ひっかけ)
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