製造物責任法(PL法)
解説
ポイント
製造物責任法(PL法)について,不適切な記述を1つ選ぶ問題です。
考え方と解き方
PL法は,製品の欠陥で命・体・財産に被害が出た時の,製造業者などの賠償責任を定めた法律です。
対象になる物,欠陥の意味,責任を負う人,請求できる期間の4点を確かめます。
①:製造物は製造・加工された動産で,電気・サービスのような形のないものは対象外です。正しいです。
②:欠陥は通常あるべき安全性を欠くことで,安全に関係しない品質の不具合は欠陥ではありません。正しいです。
③:自社ブランドを付けて製造業者と表示したとみなされる販売者は,表示製造業者として責任を負います。正しいです。
④:請求権には時効があります。損害と賠償する者を知った時から3年(生命・身体の被害は5年),引き渡しから10年で消えます。誤りです。
⑤:PL法に定めがないことは民法によります。正しいです。答えは ④ 請求権には時効があります
覚えておくこと
- PL法の対象は製造・加工された動産だけ(不動産・電気・サービスは対象外)
- 欠陥=通常有すべき安全性を欠くこと。単なる品質の不具合は欠陥ではない
- 請求権の時効:知った時から3年(生命・身体は5年),引き渡しから10年
出典:令和7年度 技術士第一次試験 適性科目 II-12(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:関連する法律