データの伝送時間
解説
ポイント
送るのにかかった時間から,回線利用率を逆算する問題です。
考え方と解き方
使う式は「伝送時間=データ量÷(伝送速度×回線利用率)」です。
データ量はバイト,速度はビットで書かれているので,1バイト=8ビットでそろえます。
- 圧縮後のデータ量:250Mバイト×8/10=200Mバイト
- ビットに直す:200×106バイト×8=1600×106ビット
- 伝送速度:100Mbps=100×106ビット/秒
- 式に入れる:25秒=1600×106÷(100×106×利用率)
- 106は上下で消えて,25=16÷利用率
- 利用率=16÷25=0.64=64%
- 確かめ:100Mbps×0.64=64Mbpsで1600Mビットを送ると,1600÷64=25秒で問題と合います。答えは ④(64%)
ほかの選択肢
①(8%):バイトをビットに直す「×8」を忘れたときに出る値です。
③(16%):途中の数(1600÷100=16)をそのまま答えにした値です。
⑤(80%):圧縮の割合(10分の8)をそのまま答えにした値です。
覚えておくこと
- 1バイト=8ビット。通信の計算はまずビットにそろえる
- 伝送時間=データ量÷(伝送速度×回線利用率)。利用率は回線の能力のうち実際に使えた割合
- MバイトやMbpsのM(106)は上下で消えることが多い
出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-2-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:情報・アルゴリズム