構造物の設計(限界状態設計)
解説
ポイント
構造物の設計が進む順番を表す文の空欄に,合う言葉を入れる問題です。
考え方と解き方
設計は「求められる性能を決める → 全体の形を決める → 細かい部分を決める → 確かめる」の順に進みます。
ア:設計の目的はムダのない筋の通った構造をつくることなので,「合理的」です。
イ:用途・機能を果たすために最初に決め,耐用期間を通して満たし続けるものは「要求性能」です。「使用性能」はその一部です。
ウ:要求性能を決めたあとに行うのは,全体の形式や配置を決める「構造計画」です。「施工計画」は工事の段取りで,設計の流れには入りません。
エ:構造計画のあとに決めるのは,部材の寸法や配筋などの「構造詳細」です。「詳細設計」は段階の呼び名で,「設定を行う」の対象には合いません。答えは ア 合理的,イ 要求性能,ウ 構造計画,エ 構造詳細
覚えておくこと
- 設計の流れは「要求性能 → 構造計画 → 構造詳細 → 照査」の順
- 要求性能は,安全性・使用性・耐久性などをまとめた言葉。使用性能はその一部
- 施工計画は工事の段取りの計画で,設計の手順とは別
出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-1-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:設計・品質管理