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令和6年度・基礎科目 I-2-2

必要条件と十分条件

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解説

ポイント

「P は Q であるための何条件か」を,P→Q と Q→P が成り立つかで判断する問題です。

考え方と解き方

P→Q が正しければ P は Q の十分条件,Q→P が正しければ P は Q の必要条件,両方正しければ必要十分条件です。

成り立たないことを示すには,反例を1つ見つければ十分です。

ア:P「x2+y2=0」,Q「x=y=0」。実数の2乗は0以上なので,足して0になるのは両方0の時だけ(P→Q)。両方0なら和も0(Q→P)。両方成り立つので必要十分条件です。

イ:P「x+y>2」,Q「x>1 または y>1」。x≦1 かつ y≦1 なら x+y≦2 なので,x+y>2 ならどちらかは1より大きい(P→Q は正しい)。逆は x=2,y=−5 が反例で,x>1 でも x+y=−3 です(Q→P は正しくない)。十分条件ですが必要条件ではありません。答えは ア 必要十分条件である,イ 十分条件であるが必要条件ではない

覚えておくこと

  • P→Q が正しい時,P は Q の十分条件,Q は P の必要条件。「矢印の出る側が十分,入る側が必要」
  • 成り立たないことは反例1つで示せる。負の数を使った反例を試すとよい
  • 実数の2乗の和が0になるのは,どれも0の時だけ

出典:令和6年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-2-2(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:数学