事業継続計画(BCP・BCM)
解説
ポイント
内閣府「事業継続ガイドライン」に書かれたBCP・BCMの基本を問う問題です。
考え方と解き方
BCPは災害や事故が起きても大事な事業を止めない・早く再開するための計画で,BCMはそれをつくり,訓練し,見直す活動全体です。
ガイドラインは,経営者が先頭に立つこと,法令を守ること,見直しを続けること,地域と協力することを求めています。
ア:正しい。BCPは全社の取組なので,経営者のリーダーシップが欠かせません。
イ:誤り。災害時でも法令や条例などの決まりは守ります。ガイドラインも緊急時の法令遵守を求めており,「守る必要はない」が逆です。
ウ:正しい。会社の中身や周りの状況は変わるので,BCMは定期的に,また変化があった時に見直します。旗振り役は経営者です。
エ:正しい。事業の再開は道路や電気など地域の復旧が前提になることが多く,地域の救援・復旧に積極的に取り組むことが望まれます。答えは ア ○,イ ×,ウ ○,エ ○
覚えておくこと
- BCP=事業を止めない・早く戻すための計画,BCM=計画をつくり,訓練し,見直す活動全体
- 災害の時でも法令は守る。「緊急時だから守らなくてよい」は誤り
- BCMは経営者が率先して定期的に見直す。地域の復旧にも協力する
出典:令和5年度 技術士第一次試験 適性科目 II-10(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク