生物多様性国家戦略2023-2030
解説
ポイント
生物多様性国家戦略にある,日本の生物多様性の「4つの危機」を問う問題です。
考え方と解き方
4つの危機は,開発(やりすぎ),里山の放棄(やらなさすぎ),外来種など(持ち込み),気候変動です。
里地里山は,人が手を入れなくなったことで荒れている点がポイントです。
①:日本は島国で固有種が多く,爬虫類の約6割,両生類では約8割が固有種です。正しいです
②:第1の危機です。高度経済成長期に大きく減り,近年は大規模開発の圧力は下がっています。正しいです
③:第2の危機ですが,原因は利用の拡大ではなく,人口減少や高齢化による利用の縮小・管理放棄です。第1の危機(開発)と混ぜたひっかけで,これが誤りです
④:第3の危機(外来種)の説明です。正しいです
⑤:第4の危機(気候変動)の例です。正しいです。答えは ③
覚えておくこと
- 4つの危機:開発・乱獲,里地里山の利用縮小・管理放棄,外来種・化学物質,気候変動
- 里地里山の問題は「使いすぎ」ではなく「使われなくなった」こと
- 固有種の比率は爬虫類約6割・両生類約8割。タケ類や南方系のチョウの北上は温暖化の例
出典:令和5年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:環境