フェールセーフなど安全設計の用語
解説
ポイント
故障や人のミスに備える設計の考え方(フェールセーフなど)の名前と意味を結びつける問題です。
考え方と解き方
カタカナの言葉の意味から考えます。セーフ=安全,ソフト=やわらかく,フール=人のミス,トレランス=耐える。
ア:故障した時に安全な側に止まるのは「フェールセーフ」です(例:停電すると踏切の遮断機が下りる)。
イ:大事な機能から優先して残し,ほかを順に止めて動き続けるのは「フェールソフト」です。
ウ:人がまちがった操作をしても危なくならないようにするのは「フールプルーフ」です(例:ドアを閉めないと動かない電子レンジ)。
エ:一部に故障があっても全体として動き続ける能力は「フォールトトレランス」です。フォールトマスキングは故障の影響を外に見せない手段の名前で,能力そのものではありません。答えは ア フェールセーフ,イ フェールソフト,ウ フールプルーフ,エ フォールトトレランス
覚えておくこと
- フェールセーフ:故障したら安全側へ(踏切の遮断機,倒れると消えるストーブ)
- フェールソフト:機能を落としながら動き続ける
- フールプルーフ:人のミスがあっても危なくならないしくみ
- フォールトトレランス:故障があっても動き続ける能力(予備の装置など)
- フォールトマスキング:多数決などで故障の影響を隠す手段。フォールトトレランスを実現する方法の1つ
出典:令和5年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-1-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:設計・品質管理