ユニバーサルデザインの製品
解説
ポイント
ユニバーサルデザインの考え方に合わない工夫を1つ選ぶ問題です。
考え方と解き方
ユニバーサルデザインは,年齢や体格,障害の有無にかかわらず,できるだけ多くの人が使えるように最初から設計する考え方です。
「使える人を増やす工夫か,減らす工夫か」で見分けます。
①:手がふさがった人も通れるので,使える人が増えます。適切です。
②:聞く速さを選べるので,使い方に柔軟性があります。適切です。
③:図記号は文字が読めない人や外国の人にも一目で伝わります。適切です。
④:取っ手を高くすると,子どもだけでなく車いすの人や背の低い人も開けにくくなります。使える人を減らす工夫です。
⑤:大きな文字や点字,音声など伝え方を複数用意するのは,情報が届く人を増やす工夫です。適切です。
- ユニバーサルデザインと逆の方向なのは④。答えは ④
覚えておくこと
- ユニバーサルデザイン:だれでも使えるように最初から設計する考え方。7原則は公平性,柔軟性,単純性,分かりやすさ,安全性,少ない力,大きさと空間
- 「使える人を減らす」工夫(いたずら防止で高い所に置くなど)は,ユニバーサルデザインに合わない
- バリアフリー:障害のある人などの障壁をあとから取り除くこと。ユニバーサルデザインは最初から設計に入れる
出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-1-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:設計・品質管理