製造物責任法(PL法)
解説
ポイント
製造物責任法(PL法)のしくみについて,誤っている記述を1つ選ぶ問題です。
考え方と解き方
PL法は日本の法律で,海外で売る製品には輸出先の国の法律もかかわります。
無過失責任(過失を問わず欠陥を問う)と開発危険の抗弁をおさえます。
①:法律の目的(第1条)どおりです。適切です。
②:過失の有無は問わず,欠陥と損害の因果関係を示せばよい。無過失責任の説明で,適切です。
③:引き渡した時の科学・技術の知識では欠陥に気づけなかったと証明すれば免責。開発危険の抗弁(第4条)で,適切です。
④:PL法に書いていないことは民法による(第6条)。適切です。
⑤:PL法は国ごとに中身が違います。輸出先や生産国の法律に従う必要があり,不適切です。答えは ⑤ PL法は国際的に統一されていません
覚えておくこと
- PL法は無過失責任。被害者は欠陥・損害・因果関係を示せばよい
- 免責の代表は開発危険の抗弁
- PL法に定めがないことは民法へ。法律は国ごとに違う
出典:令和2年度 技術士第一次試験 適性科目 II-6(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:関連する法律