内部告発が許される条件
解説
ポイント
内部告発(警笛鳴らし)が許される条件について,4つの記述の正誤を判断する問題です。
考え方と解き方
技術者倫理では,ド・ジョージがまとめた条件がよく使われます。
「重大な危険 → 上司に報告 → 社内の手段を尽くす → 証拠をそろえる → 成功の見込み」の順です。
ア:深刻な被害があると分かったら,まず直属の上司に報告して懸念を伝える,という条件です。○です。
イ:上司が動かなくても,すぐ外部ではなく,その前に社内のほかの手段を使い尽くします。×です。
ウ:公平な第三者を納得させる証拠が要ります。証拠がなくても,は誤りです。×です。
エ:外部に知らせれば変化が起きると信じる理由があり,成功の見込みが自分の負うリスクに見合う,という条件です。○です。答えは ア ○,イ ×,ウ ×,エ ○
覚えておくこと
- 内部告発の条件は「重大な危険 → 上司へ → 社内の手段を尽くす → 証拠 → 成功の見込み」の順
- 「即座に外部へ」「証拠がなくても」は×
出典:令和元年度(再試験) 技術士第一次試験 適性科目 II-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク