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令和元年度・適性科目 II-7

品質不正問題の捉え方

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解説

ポイント

2017年ごろから相次いだ検査データ書き換えなどの品質不正について,原因の見方として合っているものを選ぶ問題です。

考え方と解き方

この時期の品質不正は,多くの会社で長い期間続いていたことが分かり,組織全体の問題とされています。

「他社の参考にならない」「単発」「個人の問題」のように,問題を小さく他人ごとにする言い方は誤りです。

ア:×。他社の不祥事の原因は自分の会社にも当てはまることが多く,大いに参考になります。

イ:×。多くの会社で何年も(数十年続いた例もあります)くり返されていました。単発ではありません。

ウ:○。組織の風土は,トップが何を大事にするかに強く左右されます。

エ:×。取組をしていても不正が起きたのは,その取組が形だけだったり,仕組みや風土に問題があったりしたからです。個人だけの問題ではありません。

オ:○。1つの部門の中だけでなく,責任のあいまいさや他部門への忖度(相手の気持ちを先回りして合わせること)が関わった例もありました。答えは ア ×,イ ×,ウ ○,エ ×,オ ○

覚えておくこと

  • 品質不正は組織の問題。トップの姿勢が風土を決める
  • 他社の事例から学ぶ。「参考にならない」「単発」「個人の問題」は誤りの方向
  • 部門間の責任のあいまいさや忖度も原因になる

出典:令和元年度 技術士第一次試験 適性科目 II-7(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク