日本の大気汚染の歴史
解説
ポイント
日本の大気汚染が工場の公害から自動車の都市型汚染へ移った流れと,原因物質を問う問題です。
考え方と解き方
「工場から出る」「ディーゼル車から出る」「反応してできる」の3つに物質を分けます。
二酸化炭素は温暖化の原因で,大気汚染の環境基準はありません。
ア:工場から大量に出て,一酸化炭素とともに大きく改善したのは硫黄酸化物(SOx)です。
イ:ディーゼル車から出て,炭化水素と反応して別の物質をつくるのは窒素酸化物(NOx)です。
ウ:ディーゼル車のもう1つの代表は浮遊粒子状物質(SPM)です。
エ:NOx と炭化水素が日光で反応してできるのが光化学オキシダントで,今も達成率が低いままです。答えは ア 硫黄酸化物,イ 窒素酸化物,ウ 浮遊粒子状物質,エ 光化学オキシダント
覚えておくこと
- 工場の公害=硫黄酸化物(燃料の脱硫で改善)
- ディーゼル車=窒素酸化物と浮遊粒子状物質
- 光化学オキシダント=NOx+炭化水素+紫外線でできる。環境基準の達成率が低い
- 二酸化炭素には大気汚染物質としての環境基準がない
出典:令和元年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:環境