強度と荷重の破壊確率 想定問題 2
ある部材の耐力Rは16から22までの範囲の一様分布に従い,部材にかかる荷重Sは10から18までの範囲の一様分布に従う(単位はいずれもkN)。RとSは互いに独立とする。荷重が耐力を上回って部材がこわれる確率Pr(R<S)として,最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
耐力と荷重が一様分布のとき,荷重が耐力を上回る確率を求める問題です。
考え方と解き方
R<S となりうるのは,範囲が重なる所だけです。一様分布は,範囲の長さの割合が確率になります。
- 重なり:R は16〜22,S は10〜18。重なるのは16〜18
- R が16〜18に入る確率:2 ÷ 6 = 1/3
- S が16〜18に入る確率:2 ÷ 8 = 1/4
- 両方が入る確率:1/3 × 1/4 = 1/12
- 同じ範囲の中では,R<S と R>S は半分ずつ。1/12 × 1/2 = 1/24。答えは ② 1/24
ほかの選択肢
①(1/48):1/2 を2回かけた値です。かけるのは1回だけです。
③(1/12):両方が重なりに入る確率で止めた値です。その中の半分だけが R<S です。
④(1/6):R が重なりに入る確率 1/3 に 1/2 をかけただけで,S の確率 1/4 をかけ忘れた値です。
覚えておくこと
- 一様分布:ある範囲のどの値も同じ確率で出る分布。確率は「範囲の長さの割合(面積)」で考える(テキスト・覚えること)
- 一様分布の破壊確率:R の範囲が S より上にずれている時は,重なる所だけを見る。(両方が重なりに入る確率) × (その中で R<S となる割合)(テキスト・覚えること)
- 一様分布で 1/2 をかけるのは1回だけ。重なりに入る確率のかけ忘れにも注意(テキスト・ひっかけ)
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