倫理の考え方とテスト 想定問題 3
倫理学の考え方や,倫理的な意思決定の方法に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
倫理学の考え方と意思決定の方法の記述のうち,最も不適切なものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
義務論(カント),正義論(ロールズ),徳倫理,功利主義の違いと,セブン・ステップ・ガイドの手順を確かめます。
①:義務論は,結果より義務にかなうかを重んじます。説明として適切。
②:無知のヴェールと,最も恵まれない人への配慮はロールズの考え方で,適切。
③:徳倫理は,規則よりもよい人柄(徳)に注目する考え方で,適切。
④:問題の明確化から振り返りまでの7段階の順どおりで,適切。
⑤:ミルは,量だけで比べるベンサムの考え方に,快楽には質の高い低いもあると加えました。「質の違いはない」は逆なので不適切。答えは ⑤
覚えておくこと
- 義務論(カント):結果より,誰もが従うべき義務にかなうかを重んじる。人を単に手段としてのみ扱ってはならない(テキスト・覚えること)
- 正義論(ロールズ):自分の立場を知らない「無知のヴェール」の下で人々が選ぶはずの原理として正義の原理を示し,最も恵まれない人の利益にも配慮する(テキスト・覚えること)
- ベンサムは快楽を量で測った。ミルは快楽には質の高い低いもあると考えた(テキスト・覚えること)
- セブン・ステップ・ガイド(マイケル・デイビス):問題の明確化 → 事実の確認 → 関係する要因 → 行動の選択肢 → 選択肢のテスト → 選択 → 振り返り(テキスト・覚えること)
類似する過去問:平成25年度 適性科目 II-15、平成27年度 適性科目 II-6
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