気候変動対策 想定問題 3
我が国の気候変動適応法に関する次の記述の,【 】に入る語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
気候変動適応法では,「気候変動適応」を,気候変動影響に対応して,これによる被害の【ア】その他生活の安定や社会・経済の健全な発展,自然環境の保全を図ることと定めている。環境大臣は,最新の科学的知見をふまえ,おおむね【イ】年ごとに気候変動影響の総合的な評価についての報告書を作成し,公表する。
2023年の改正では熱中症対策が強化された。気温が特に著しく高くなり,熱中症による重大な健康被害のおそれがあるときは,【ウ】が熱中症特別警戒情報を発表する。また,【エ】は,適当な冷房設備をもち,熱中症特別警戒情報が出たときに住民などに開放できる施設を,指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)として指定することができる。
アイウエ
解説
ポイント
気候変動適応法の「適応」の定義,評価の周期,熱中症対策のしくみを問う問題です。
考え方と解き方
適応は,避けられない影響に備えて被害を防止・軽減することです。
「排出の削減」は緩和の説明です。
ア:適応は被害の「防止又は軽減」です。「排出の削減」は緩和の説明なので入りません。
イ:環境大臣は,おおむね5年ごとに影響の評価の報告書を作ります。
ウ:熱中症特別警戒情報を発表するのは環境大臣です。気象庁長官は協力する立場です。
エ:クーリングシェルターは,住民に身近な市町村長が指定します。答えは ア 防止又は軽減,イ 5,ウ 環境大臣,エ 市町村長
覚えておくこと
- 適応:すでに起きている影響や避けられない影響に備えて,被害を防止・軽減する対策(堤防の強化,暑さに強い品種など)(テキスト・覚えること)
- 気候変動適応法(2018年):適応のための法律。環境大臣が,おおむね5年ごとに気候変動影響の総合的な評価の報告書を作る(テキスト・覚えること)
- 気候変動適応法の2023年改正(2024年4月施行):環境大臣が熱中症特別警戒情報を発表。市町村長が指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定できる(テキスト・覚えること)
- 適応策の説明に,緩和策の中身(排出の削減)を書かない(テキスト・ひっかけ)
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