ユニバーサルデザイン 想定問題 2
ユニバーサルデザインと,それに関係する考え方についての次の(ア)~(エ)の記述について,それぞれの正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。
(ア)バリアフリーは,すでにある段差などの障壁をあとから取り除こうとする考え方であるのに対し,ユニバーサルデザインは,はじめからできるだけ多くの人が使えるように設計しようとする考え方である。
(イ)ノーマライゼーションは,障害のある人を専用の施設に集めて手厚く支えることを目指す考え方で,米国で生まれた。
(ウ)ユニバーサルデザインは,自身も車椅子を使っていたロナルド・メイスが提唱した考え方である。
(エ)ユニバーサルデザインの対象は,手に取って使う製品に限られ,建物や公共空間などの環境は対象に含まれない。
アイウエ
解説
ポイント
ユニバーサルデザインを,バリアフリーやノーマライゼーションとくらべて正しく説明できるかを問う問題です。
考え方と解き方
バリアフリーは「あとから取り除く」,ユニバーサルデザインは「はじめから設計する」です。
ノーマライゼーションは,一緒に暮らせる社会を目指す考え方です。
ア:正しい。あとから取り除くのがバリアフリー,はじめから設計するのがユニバーサルデザインです。
イ:誤り。ノーマライゼーションは,専用の施設に分けるのではなく,一緒に暮らせる社会を目指す考え方です。生まれも米国ではなく北欧です。
ウ:正しい。自身も車椅子を使っていたロナルド・メイスが,1980年代に提唱しました。
エ:誤り。製品だけでなく,建物・道路・駅などの環境も対象にします。答えは ア 正,イ 誤,ウ 正,エ 誤
覚えておくこと
- 提唱者は,自身も車椅子を使っていたロナルド・メイス(ロン・メイス)。1980年代。7原則は1997年にメイスらがまとめた(テキスト・覚えること)
- 対象は製品だけでなく,建物・道路・駅などの環境も含む(テキスト・覚えること)
- バリアフリー:あとから障壁(段差など)を取りのぞく考え方(テキスト・覚えること)
- ノーマライゼーション:障害のある人もない人も一緒に暮らせる社会を目指す,北欧生まれの考え方。専用の施設に分ける考え方ではない(テキスト・覚えること)
類似する過去問:平成30年度 基礎科目 I-1-3、令和2年度 基礎科目 I-1-1
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