働き方改革の施策
解説
ポイント
働き方改革で改正された労働基準法の4つの施策について,施策と内容の組合せの正誤を見分ける問題です。
考え方と解き方
主な改正は,有給休暇の年5日の確実な取得,残業時間の上限規制の導入,月60時間超の残業の割増賃金率の引き上げ,フレックスタイム制の清算期間の延長です。
働く人を守る方向の改正なので,「緩和」など逆向きの内容があれば誤りを疑います。
ア:正しい。年10日以上の有給がある人に,年5日は会社が時季を指定して取らせる制度です。
イ:誤り。改正は残業時間に罰則つきの上限を設けるもので,使用者の指示で緩められる制度ではありません。
ウ:誤り。月60時間超の残業は割増賃金率を50%以上に引き上げるもので,10時間ごとに1日の代休という制度ではありません。
エ:正しい。フレックスタイム制の清算期間を1か月から3か月に延ばし,より柔軟に働けるようにしました。答えは ア ○,イ ×,ウ ×,エ ○
覚えておくこと
- 有給休暇は年10日以上の人に年5日を確実に取らせる
- 残業は上限規制の「導入」(緩和ではない)。月60時間超の割増賃金率は50%以上
- フレックスタイム制の清算期間は最長3か月
出典:令和7年度 技術士第一次試験 適性科目 II-15(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:社会・政策