カーボンニュートラルと環境用語
解説
ポイント
カーボンニュートラル,プラネタリー・バウンダリー,トップランナー基準,カーボン・オフセットの意味を見分ける問題です。
考え方と解き方
アとエは説明が入れ替わっていないかを疑います。「全部又は一部」を埋め合わせる「取組」がオフセット,「全部」を埋め合わせた「状態」がニュートラルです。
ア:誤り。減らせない分の全部または一部をクレジットで埋め合わせる取組は,カーボン・オフセットの説明です。
イ:正しい。地球の変化の項目ごとに人間が安全に活動できる範囲を示し,越えると元に戻らない変化が起きるという考え方です。
ウ:正しい。その時点で最も省エネ性能のよい製品の性能以上を基準にする制度です。法律名は2023年4月からの省エネ法の正式名称です。
エ:誤り。重要な活動範囲を広く見て,残りの排出量を全部埋め合わせた状態は,カーボン・ニュートラルの説明です。答えは ア ×,イ ○,ウ ○,エ ×
覚えておくこと
- カーボン・オフセット=減らせない分の「全部又は一部」を埋め合わせる「取組」
- カーボン・ニュートラル=残りを「全部」埋め合わせて実質ゼロにした「状態」
- プラネタリー・バウンダリー=地球の限界。人間が安全に活動できる範囲
- トップランナー基準=省エネ法で,最も省エネ性能のよい機器の性能以上を基準にする
出典:令和6年度 技術士第一次試験 適性科目 II-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:社会・政策