令和3年度 適性科目の一覧へ

令和3年度・適性科目 II-15

リスクアセスメントの効果

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

厚生労働省が示すリスクアセスメント導入の効果5項目と,言葉をすり替えた記述を見分ける問題です。

考え方と解き方

導入の効果は,職場のリスクが明確になる,認識を共有できる,対策の優先順位を合理的に決められる,残留リスクについて「守るべき決めごと」の理由が明確になる,全員参加で危険への感受性が高まる,の5つです。

後ろの2つの言葉のすり替えを見抜きます。

ア:○。1つ目の効果そのままです。

イ:○。2つ目の効果そのままです。

ウ:○。3つ目の効果そのままです。

エ:×。本来は,残留リスクについて「守るべき決めごと」の理由が明確になる,です。「リスクの発生要因」にすり替わっています。

オ:×。本来は,職場全員が参加することで危険への感受性が高まる,です。専門家の分析ではなく,全員参加が大切です。答えは ア ○,イ ○,ウ ○,エ ×,オ ×

覚えておくこと

  • リスクアセスメント導入の効果:リスクが明確になる,認識を共有できる,合理的な優先順位が決まる,残留リスクの「守るべき決めごと」の理由が明確になる,全員参加で危険への感受性が高まる
  • リスクアセスメントは専門家まかせではなく,職場の全員参加で行う
  • リスクアセスメントの実施は努力義務(労働安全衛生法第28条の2)。決められた化学物質については義務(2016年6月から)

出典:令和3年度 技術士第一次試験 適性科目 II-15(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク