MTBFとMTTRと稼働率
解説
ポイント
MTBF と MTTR から,装置の稼働率(アベイラビリティ)の式を選ぶ問題です。
考え方と解き方
稼働率は,全体の時間のうち動いている時間の割合です。
「動いている時間 ÷(動いている時間 + 止まっている時間)」で求めます。
- MTBF(A時間)は動いている時間の平均,MTTR(B時間)は直している時間の平均
- 「動く → こわれる → 直す」の1回分は A + B 時間。そのうち動いているのは A 時間
- 稼働率 = A ÷(A + B)
- 確かめ:A = 99,B = 1 なら 99 ÷ 100 = 0.99 で,100時間のうち99時間動くことと合う。答えは ③
ほかの選択肢
①(分母が A − B):A = 99,B = 1 を入れると 1 を超えるので,割合になりません。
④(B が分子):止まっている時間の割合(不稼働率)です。分子をとりちがえないようにします。
覚えておくこと
- 稼働率 = MTBF ÷(MTBF + MTTR)。「動いている時間 ÷ 全部の時間」
- MTBF:故障から次の故障までの平均時間(動いている時間)。MTTR:故障から直るまでの平均時間
- 不稼働率 = MTTR ÷(MTBF + MTTR)= 1 − 稼働率
出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-1-4(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:設計・品質管理