令和元年度(再試験) 適性科目の一覧へ

令和元年度(再試験)・適性科目 II-15

人工知能と人間社会の論点

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

政府の有識者会議がまとめたAIと人間社会の論点について,4つの記述のうち不適切なものの数を数える問題です。

考え方と解き方

論点は倫理的・法的・経済的・教育的・社会的・研究開発的の6つです。

各記述が,AIの良い面と心配な面の両方をバランスよく述べているかを見ます。

ア:AIが高度な思考を補助・代替する一方,人の心や行動が操作されることへの不安がある,という倫理的論点です。適切です。

イ:生産性が上がり,人とAIの協働は能力の拡張ともいえる。ただし価値観の違いや多様性を考える,という経済的論点です。適切です。

ウ:ビッグデータで便利になる一方,個人情報保護と両立させ,萎縮効果を生まない制度を考える,という法的論点です。適切です。

エ:恩恵を受けるにはリテラシーが望ましいが,全員がもつのは難しく,AI技術デバイド(格差)が生まれるおそれがある,という教育的論点です。適切です。

  • 不適切なものはない。答えは ① 0

覚えておくこと

  • AIの6つの論点:倫理的・法的・経済的・教育的・社会的・研究開発的
  • 便利さと心配(操作・プライバシー・格差)の両方をバランスよく述べていれば適切。極端な言い切りがなければ「0」もありうる

出典:令和元年度(再試験) 技術士第一次試験 適性科目 II-15(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:社会・政策